2015-03-01

●2015年3月のひとこと
梅や桜のお花見を楽しめる、春本番の3月を迎えました。
この3月は大学等の卒業式や会社の決算など、日本の社会では締めくくりの月といったイメージがありますが、同時にサッカーJリーグやプロ野球の開幕など、何かが新たに動き出す月でもあります。新聞・テレビなどでも話題となっている北陸新幹線も今月14日に開通し、東京駅~金沢駅間が2時間28分で結ばれます。(これは便宜上、長野新幹線と呼ばれていた路線が金沢駅~長野駅間の開通によって、東京から富山・金沢までの路線に拡張されるもの。)
道路でも大きな動きがあります。首都高速中央環状線の全線開通です。
今月7日、渋谷~大井間の「山手トンネル」が新規開通することで、首都圏のもっとも内側に位置する中央環状線が全線つながり、道路機能が整備拡張されます。
この開通を控え、地下トンネルを歩いて体験してもらおうという「山手トンネルウォーク」が昨日(3月1日)、開催されたのですが、私も応募してこのイベントに参加しました。五反田入り口から渋谷方面に約1.3km歩き、そこから折り返して大井方面へ約1.2km歩きました。
生憎、外は雨模様でしたが、トンネル内は天候に左右されず、親子連れなど大勢の参加者(全部で約2万人)がトンネルの工事内容やシールドマシンの模型を見たり、東京モーターショーに出品されるトヨタのミライなどの最新車両やパトカー、白バイなどの展示品に試乗するなどして、楽しんでいました。
(参考:http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150302_690622.html)
東京には、内側から中央環状線、外環道、圏央道という3つのリング状ネットワーク構想がありますが、今回その中の中央環状線が最初に開通したということです。
最後にひとこと。日本人は目標が定まると強いといわれたりしますが、北陸新幹線の開通も中央環状線の開通も、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催という“目的”に向かって、東京一極集中の問題を緩和するだけでなく、物流網のインフラ整備によって、経済・ビジネス活動を活性化させる原動力になっていくのではないでしょうか。
●事業活動のご連絡
今月は5年間教授職を続けてきた私にとって、思い出深いものになりそうです。最後の教授会出席や研究室の書籍整理・引っ越し作業などもありますが、何といっても卒業式ではないでしょうか。
ゼミ生をはじめ、学部学生や大学院生など多くの教え子の顔を見ながら、「この稚魚たちもいよいよ大海に出ていくのか!社会の矛盾や不条理に向き合いながら、自分自身を見失うなよ!」と心の中で呟きながら彼らを送り出すのは、教職ならではの特権であり喜びかもしれませんね。
自分もかつては彼らのような稚魚でしたが、果たしてどの程度成長できているのか、あるいはまだ成長過程にあるのか、再考してみますか。
以上、2015年3月のMonthly Greetingsでした。
弊社ビット89では、皆さまの社外「経営企画室」として、
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学び直しの経営塾「寺子屋カレッジ」塾長 吉田健司

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